時代がようやく追いついてきた。

高崎のフレンチレストラン・エキリーブレの入澤です。


皆様いかがお過ごしでしょうか。

最近、各コンビニがフードロスを減らす取り組みをやっと始めました。


ところで、皆様は日本が毎年どのくらいの食材を廃棄処分しているか知っていますか?

日本国内における年間の食品廃棄量は、食料消費全体の3割にあたる約2,800万トン。このうち、売れ残りや期限を超えた食品、食べ残しなど、本来食べられたはずの、いわゆる「食品ロス」は約632万トンとされています。これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量(平成26年で年間約320万トン)を大きく上回る量です。また、日本人1人当たりに換算すると、"お茶碗約1杯分(約136g)の食べ物"が毎日捨てられている計算となります。

(政府広報オンライン)から引用

どうですか??

毎年2800万トン

そのうち、食べらるはずの食品ロス632万トン

食料消費全体の3割を捨てている現状

世界の食糧援助量320万トンの倍の食べられる食糧を捨てている現状


これは、日本のフードロスを減らすことで飢餓で苦しむ人たちを

何万人も救えるという事です。


自分たちの便利さの為にここまで廃棄される食材があるという現実を

ひとり一人がしっかり見つめ直さないといけないといけないですね。

食に関わる料理人として心底思います。


当店はそんな思いもあり、開業当初から完全予約制にしております。

なので、廃棄食材は限りなくゼロです。


完全予約制は、利用者からすれば確かに面倒ですし

手間ですよね、それは重々承知の上ですが・・

無駄に食材を仕入れ、出なければ廃棄というのは

生産者・料理人の手間と努力を捨てるという事にもつながります。


私個人としては、もっともっと予約のみのお店が増えればいいなぁと思います。


生産者は捨てられるために、日々汗を流して作物を作るわけではなく

漁師も捨てる為に、海産物をとるわけでもなく

飲食店も、捨てる為に料理をつくるわけでもなく

食品メーカーも、捨てられるためにつくるわけでもなく

家庭のお母さんも、捨てる為に料理をつくるわけでもなく

コンビニも、捨てる為に棚に弁当やおにぎりを並べるわけではない。


結局は、消費者の都合に合わせた結果が大量のフードロスにつながっている。

ということは、やはり消費者である私たちの意識が変わらないといけない。

自分達の都合しか考えられない日本にはなりたくありませんね。


フードロスが1gでも減るように、微力ながらエキリーブレはこれからも完全予約を貫きます。

ご理解とご協力をお願い致します。

**高崎のフレンチレストラン エキリーブレ**

  カウンター&個室の少数貸し切りが大好評!!

**現オーナーシェフによるコンサルティング Principle**

  単価が上がらない・将来が不安な店舗様は一度ご相談ください。

  高崎市栄町2-18

  ご予約は027-386-6452

  ネット予約はホームページから

https://reserve.resebook.jp/resty/webrsv/rsv_searches/search/s014003501/2784?fixshop=1